明けましておめでとうございます!勤務医の増田です。
今日は知覚過敏について説明します。
知覚過敏とは、歯周病や強い歯磨きによって歯茎のラインが下がることで歯がしみる症状が出る病気のことです。
下の図のように歯茎が下がることによって歯の根っこが口腔内に露出します。
この歯の根っこに冷たいものや空気が触れるとしみて痛みが出ます。
治療には3つの段階があります。
最も軽い症状の時はしみ止めを何回か塗ります。
それでも治まらないときは詰め物をします。
どうしてもしみる症状が治まらないときは歯の根っこの治療を行い、神経を取ります。
早めの治療が必要なので、症状のある方はかかりつけの歯医者に連絡しましょう。